Gemini API|Imagen 4 廃止メールが届いたら確認すること・対応手順まとめ【2026年8月期限】

Google AI Studio から「[Action Required] Upgrade Imagen models for Gemini API before Aug 17, 2026」というタイトルのメールが届いて、何をすればいいかわからず困っていませんか?

このメールは、2026年8月17日をもって画像生成用の旧モデル「Imagen 4」が廃止されることを知らせる重要な通知です。

この記事では、このメールが届いた方向けに、対応が必要かどうかの確認方法、期限を過ぎた場合の影響、そして新しい gemini-3.1-flash-image モデルへの具体的な移行手順をわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • このメールが届く対象者(Gemini API / Imagen API 利用者)
  • 対応が必要かどうかの確認方法
  • 2026年8月17日以降に何が起きるか(404エラーの具体的な影響)
  • 移行先モデル gemini-3.1-flash-image の概要
  • 旧モデルから新モデルへのコード変更手順(Python サンプル付き)
  • 対応が不要なユーザーの条件

このメールが届く対象者

以下に該当するユーザーに届いています。

  • Gemini API を通じて Imagen 4 系モデルを利用している
  • Google AI Studio でプロジェクトを作成し、API キーを発行している
  • アプリケーションやスクリプトのコード内に以下のいずれかのモデル名を記述している:
    • imagen-4.0-generate-001
    • imagen-4.0-ultra-generate-001
    • imagen-4.0-fast-generate-001

対応が必要かどうかを確認する方法

ご自身のコードベース、環境変数、設定ファイルで、問題となるモデル名が含まれていないか検索して確認します。

手順1:コードを検索してモデル名を探す

Linux や macOS の場合、プロジェクトのルートディレクトリで以下のコマンドを実行します。

# プロジェクトのルートで実行
grep -r "imagen-4.0" .

Windows(PowerShell)の場合は以下のコマンドを実行します。

Select-String -Path ".\**\*.py",".\**\*.js",".\**\*.ts",".\**\*.json" `
              -Pattern "imagen-4\.0" -Recurse
  • 検索結果が 0件 なら対応は不要です。
  • 検索結果が 1件でも見つかった場合 は移行が必要です。

手順2:影響プロジェクトを確認する

メール内に記載されている「gen-lang-client-XXXXXXXXXX」形式のプロジェクトIDが自分のプロジェクトか確認します。

Google AI Studio にログインし、左メニューの「プロジェクト」から該当IDを探して、どのプロジェクトで使われているか特定します。

対応しなかった場合に何が起きるか

2026年8月17日(日本時間では8月18日ごろ)以降、旧エンドポイントへの API コールが 404 – Not Found エラーを返すようになります。

Error: 404 Not Found
The model `imagen-4.0-generate-001` is no longer available.

これにより、以下のような影響が考えられます。

  • アプリやサービスの画像生成機能がすべて停止する
  • ユーザー向けのサービスが壊れてエラー画面になる
  • スクリプトの自動画像生成処理が失敗する

移行先モデルの概要

移行先は gemini-3.1-flash-image となります。

項目内容
モデルIDgemini-3.1-flash-image
特徴テキストから高速に画像生成。動画・YouTube URLからの画像生成にも対応
解像度最大4K対応
コスト旧Imagen 4 と同コスト(公式ページで要確認)
GA状況2026年6月時点で一般提供(GA)済み

注意点: モデルIDとしてプレビュー版(gemini-3.1-flash-image-preview など)は本番環境では使わないようにしてください。プレビュー版(gemini-3.1-flash-image-preview)は2026年6月25日にシャットダウンが予定されており、すでに利用している場合は今すぐ移行が必要です。必ずGA版の gemini-3.1-flash-image を使用してください。

コード変更の手順

Python 向けの移行手順を解説します。

手順1:SDK を最新版に更新する

新しいモデルを利用するために、Google の公式 SDK である google-genai を最新版に更新します。

pip install --upgrade google-genai

手順2:コード内のモデル名を変更する

コードを修正し、モデル名と呼び出しのメソッドを変更します。

変更前のコード例(旧Imagen 4): 旧コードは2026年8月17日以降は動作しなくなります。

# 旧コード(2026年8月17日以降は動作しない)
client.models.generate_images(
    model="imagen-4.0-generate-001",
    prompt="A sunset over the mountains"
)

変更後のコード例(新モデル):

import os
from google import genai

client = genai.Client(api_key=os.environ.get("GOOGLE_API_KEY"))

response = client.models.generate_content(
    model="gemini-3.1-flash-image",
    contents="A sunset over the mountains"
)

# 画像データの取り出し
for part in response.candidates[0].content.parts:
    if part.inline_data:
        with open("output.png", "wb") as f:
            f.write(part.inline_data.data)

変更のポイント:

  • メソッドが generate_images から generate_content に変わります。
  • モデルIDを imagen-4.0-* 系から gemini-3.1-flash-image に変更します。
  • レスポンスの構造が変わるため、画像データの取り出し方も response.candidates[0].content.parts を使った仕様に修正が必要です。

手順3:動作テストを行う

  • API キーを環境変数で正しく設定していることを確認します。
  • 本番環境へデプロイする前に、必ずローカルやサンドボックス環境、テスト用スクリプトで画像が正しく生成されるか動作確認を行ってください。

移行チェックリスト

対応漏れがないよう、以下のチェックリストを活用してください。

  1. [  ] コード内に imagen-4.0 系のモデル名が含まれているか検索した
  2. [  ] SDK(google-genai)を最新版に更新した
  3. [  ] モデル名を gemini-3.1-flash-image に変更した
  4. [  ] generate_images → generate_content にメソッドを変更した
  5. [  ] レスポンスの取り出し方を新仕様に合わせて修正した
  6. [  ] テスト環境で画像が正しく生成できることを確認した
  7. [  ] 本番環境へデプロイし、2026年8月17日までに移行を完了した

対応が不要なユーザー

以下の条件に当てはまる場合は、何もしなくて大丈夫です。

  • Gemini API を利用していない(ブラウザ等から Gemini アプリを使っているだけのユーザー)
  • コード内に imagen-4.0 系のモデル名が見つからなかった
  • すでに gemini-3.1-flash-image など新しいモデルIDを使用している

よくある質問(FAQ)

このメールは本物?フィッシング詐欺ではありませんか?

送信元が googleaistudio-noreply@google.com であることを確認してください。Google の公式ドメインからの送信であり、正規のメールです。

Preview 版(gemini-3.1-flash-image-preview)を使っても大丈夫ですか?

プレビュー版(gemini-3.1-flash-image-preview)は2026年6月25日にシャットダウン予定です。この記事を読んでいる時点でもう余裕がない可能性があるため、GA版(gemini-3.1-flash-image)への移行を今すぐ行うことを強くお勧めします。

Vertex AI を使っている場合はどうなりますか?

この記事は Gemini API / Google AI Studio 利用者が対象です。Vertex AI を利用している場合の移行手順は別途公式ガイドを参照してください。

画像生成の出力品質は変わりますか?

公式によると同等以上の性能・コストとされていますが、プロンプトへの追従性やテイストが変わる可能性があります。実際にテスト環境で生成して確認することを推奨します。

まとめ

2026年8月17日までに imagen-4.0 系のモデルは廃止され、それ以降は 404 Not Found エラーが発生するようになります。対象となる方は、手順に沿って gemini-3.1-flash-image モデルへの移行と、SDKの更新・コードの修正を速やかに実施してください。

参考情報