Gemini Notebook(旧NotebookLM)の使い方【初心者向け】料金・新機能

「NotebookLM」は2026年7月16日に「Gemini Notebook」へ名称変更されました。名前が変わったことで、「作成済みのノートブックはどうなったの?」「無料でどこまで使える?」「公式サイトはどこ?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、旧NotebookLMのノートブックや共有リンクは引き継がれており、Googleアカウントがあれば無料で使い始められます。利用上限は、処理の重さに応じて消費量が変わる「コンピュート量ベース」で、プランごとのノートブック数・ソース数の上限も異なります。使い方を調べる前に確認しておきたいポイントです。

この記事では、Gemini Notebookの基本、料金プランと上限、対応ソース、基本の使い方、Studioで作れる成果物、活用シナリオ、よくある質問を、Googleの公式ヘルプを確認した内容に基づいて整理します(最終確認:2026年10月)。

  1. この記事でわかること
  2. 前提条件・対象読者
  3. Gemini Notebook Quick Reference:まず知りたいことの早見表
  4. Gemini Notebookとは?NotebookLMとの違い
    1. NotebookLMからの変更点
  5. Gemini Notebookの料金プランと上限
    1. AI利用上限(コンピュート量ベース)の仕組み
  6. 追加できるソースと制限
  7. Gemini Notebookの基本的な使い方(初心者向け)
    1. 手順1:Gemini Notebookにアクセス・ログインする
    2. 手順2:新しいノートブックを作成する
    3. 手順3:ソース(資料)を追加する
    4. 手順4:チャットで質問する
    5. 手順5:Studioで成果物を作る・メモを保存する
  8. Studioで作れる成果物
  9. コード実行とエージェント機能について
  10. 生成物の透かし(ウォーターマーク)
  11. 業務・学習での活用シナリオ
    1. シナリオ1:長文PDF・技術文書のリサーチ
    2. シナリオ2:会議の録音から議事録を作る
    3. シナリオ3:試験勉強用のクイズ・フラッシュカード作成
    4. シナリオ4:複数ソースを使い回す運用
  12. 上限に達した・回答できないときの対処
  13. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 旧NotebookLMで作成したノートブックはどうなりましたか?
    2. Q2. Gemini Notebookは無料で使えますか?
    3. Q3. Gemini NotebookのソースはAIの学習に使われますか?
    4. Q4. 1つのノートブックにいくつソースを追加できますか?
    5. Q5. Gemini Notebookの公式サイトのURLは?
    6. Q6. ノートブックの数に上限はありますか?
    7. Q7. 日本語で使えますか?
    8. Q8. 上限に達したらどうなりますか?
    9. Q9. コード実行機能は無料で使えますか?
  14. まとめ
  15. 関連記事
  16. 次に読むおすすめ記事
  17. 参考情報

この記事でわかること

  • Gemini NotebookとNotebookLMの違い(名称変更でデータはどうなるか)
  • 料金プラン別のノートブック数・ソース数の上限と、AI利用上限の仕組み
  • 追加できるソースの種類とファイルの制限
  • 初めて使うときの基本操作手順
  • Studioで作れる成果物とコード実行機能の位置づけ
  • 無料で使えるか、データはAIの学習に使われるかといった疑問への回答

前提条件・対象読者

  • 対象読者:Gemini Notebookを初めて使う方、旧NotebookLMからの移行ユーザー、プランや上限を確認したい方
  • 必要なもの:個人のGoogleアカウント、または管理者が利用を許可した仕事・学校用のGoogleアカウント
  • 注意:プラン・上限・提供機能は変更される可能性があります。公式ヘルプでも「上限は変更される場合がある」旨が案内されています。

Gemini Notebook Quick Reference:まず知りたいことの早見表

知りたいこと答え(2026年10月確認)
旧NotebookLMのデータは?引き継がれています。ログインすれば同じノートブックを開けます
料金は?Googleアカウントがあれば無料(Standard)で利用開始可能。上位はGoogle AI Plus / Pro / Ultra
無料のソース上限は?1ノートブックあたり50ソース、ノートブックは100個まで
利用上限の仕組みは?コンピュート量ベース。5時間ごとに更新され、週次上限もあります
上限に達したら?リセットを待つ、プランをアップグレードする、Studioで「Generate later」を使う(Webのみ)
1ソースの上限は?最大50万語、またはアップロードファイルは最大200MB
公式サイトは?notebook.google.com(ヘルプセンターのリンクもこのドメインです)
データはAI学習に使われる?フィードバックを送らない限り、Gemini Notebookの学習には使われないと公式に記載されています

Gemini Notebookとは?NotebookLMとの違い

Gemini Notebookは、自分でアップロードした資料(ソース)を根拠に回答する、AIリサーチアシスタントです。公式ヘルプでは、PDF、Webサイト、YouTube動画、音声ファイル、Googleドキュメント、Googleスライドなどを追加し、引用付きのチャット回答や、学習ガイド・ブリーフィング・音声概要・マインドマップなどに変換できると説明されています。

通常の生成AIはインターネット全体の情報をもとに回答しますが、Gemini Notebookは追加したソースに基づいて回答し、インライン引用で根拠を確認できるのが特徴です。ただし公式ヘルプでも、Gemini Notebookは間違えることがあるため、医療・法律・金融などは専門家に確認するよう案内されています。

NotebookLMからの変更点

項目内容(公式ヘルプで確認できた範囲)
名称NotebookLMからGemini Notebookへ(2026年7月16日に名称変更)
既存データ作成済みのノートブックは引き続き利用可能(共有リンクも継続)
公式サイトのドメイン現在のヘルプは notebook.google.com を案内(旧URLからは順次リダイレクトされるとされています)
利用上限コンピュート量ベース。5時間ごとに更新され、週次上限もある
チャット資料への質問に加え、Webの検索、コード実行、ファイルやグラフ・画像の作成などのエージェント的な操作にも対応
連携Geminiアプリ内のノートブック、連携アプリ、Google検索のAIモードのノートブックなどが公式ヘルプに掲載

旧URLのリダイレクトと既存データの引き継ぎは、名称変更時の発表・報道に基づく整理です。実際の画面表示はアカウント・時期によって異なる場合があります。

Gemini Notebookの料金プランと上限

公式ヘルプ「Learn about Gemini Notebook’s plans」に掲載されている上限は以下の通りです(上限は変更される可能性があります)。

プランノートブック数1ノートブックあたりのソース数備考(Geminiモデルへのアクセス・新機能の提供順)
Standard(無料)100個/ユーザー50Geminiモデルにアクセス可能。新機能は標準の順
Google AI Plus200個/ユーザー100新機能の提供は早め(Early)
Google AI Pro500個/ユーザー300より高いアクセス、新機能は優先(Priority)
Google AI Ultra(20TBプラン)500個/ユーザー500最高水準のアクセス、新機能は優先
Google AI Ultra(30TBプラン)500個/ユーザー600同上
  • カスタムチャットと分析(Analytics)は全ユーザーが利用可能で、高度な共有(Advanced Sharing)は有料ユーザー向けです。
  • ノートブックを共有しても、共同編集者のソース上限は変わりません。
  • ソースを初めて追加したときに自動生成されるレポート、フラッシュカード、インフォグラフィック、スライド、音声概要、動画概要は、利用上限にカウントされないと公式に記載されています。
  • Google Workspaceや、Google Cloud経由のGemini Notebook for Enterpriseなど、組織向けの提供形態は別ページで案内されています。

AI利用上限(コンピュート量ベース)の仕組み

公式ヘルプ「Manage your Gemini Notebook usage limits」によると、Gemini Notebookの利用上限は、プロンプトの複雑さ、使用するモデルや機能、チャットの長さなどを考慮した「コンピュート量ベース」です。上限に達した場合は、クォータが5時間ごとに更新され(週次上限に達するまで)、時間を置けば再び使えます。すぐに使いたい場合は、プランをアップグレードします。

  • 使用状況の確認:Gemini Notebookを開き、右上の設定から「Usage」を選ぶ
  • チャット画面:下部に、残り利用量とリセット時刻が表示される
  • Studio生成時:下部に、予想されるAI利用コストが表示される
  • Generate later:上限に達したときに生成を後回しにできる機能。現在はWebのみで、生成に数時間かかる場合があります

追加できるソースと制限

公式ヘルプ「Add or discover new sources for your notebook」に記載されている主なソースは以下の通りです。

種類内容・制限
ドキュメントPDF、Microsoft Word(docx)、Markdown(md)、テキスト(txt)、CSV、PowerPoint(pptx)
電子書籍ePub、Google Play ブックス(対象タイトルのみ、テキストのみ対応)
GoogleアプリGoogleドキュメント、Googleスライド(最大100スライド)、Googleスプレッドシート(現時点では100kトークンまで)
WebページURLを追加(HTMLのテキスト部分のみを取り込み。画像、埋め込み動画、リンク先ページは対象外。有料会員限定ページは非対応)
動画・音声公開YouTube動画のURL、MP3・WAVなどの音声ファイル
GeminiチャットGeminiのチャットを、ノートブックの文脈として追加
  • 1ソースあたりの上限:最大50万語、またはアップロードファイルは200MB
  • YouTube動画:動画の長さに上限はなく、字幕ファイルが50万語を超える場合のみ制限されます
  • Gemini Deep Researchなどを使って、クエリからソースを探して追加する機能もあります
  • モバイルアプリでは一部機能に制限がある場合があります

Google Play ブックスをソースにする方法は、【全部】Gemini NotebookにGoogle Play ブックスを連携!PDFとの違い・使い方・活用法6選 で詳しく解説しています。

Gemini Notebookの基本的な使い方(初心者向け)

手順1:Gemini Notebookにアクセス・ログインする

  1. ブラウザで notebook.google.com を開きます。旧NotebookLMのURLからも案内されます。
  2. Googleアカウントでログインします。仕事・学校用アカウントの場合は、組織の管理者が利用を許可している必要があります。

手順2:新しいノートブックを作成する

  1. ホーム画面の「新しいノートブック」を選びます。
  2. 空のノートブックが作成され、ソースを追加する画面が表示されます。

手順3:ソース(資料)を追加する

  1. 「ソースを追加」から、PDFやドキュメントのアップロード、Googleドライブからの選択、WebサイトやYouTubeのURL貼り付けなどを選びます。
  2. インポートが完了すると、ソースの一覧に追加されます。

手順4:チャットで質問する

チャット欄に、資料について知りたいことを入力します。

  • 「この資料の要点を3つにまとめてください」
  • 「〇〇に関する記載がある部分を教えてください」
  • 「A案とB案のメリット・デメリットを表にしてください」

回答にはインライン引用が付き、クリックすると元のソースの該当箇所を確認できます。

手順5:Studioで成果物を作る・メモを保存する

画面のStudioパネルから、音声概要や動画概要、スライド、レポートなどの成果物を生成できます。生成前にペンのアイコンから言語や指示をカスタマイズできるものもあります。気に入った回答は、ノートとして保存して後から編集・再利用できます。

Studioで作れる成果物

公式ヘルプのトピック一覧には、以下の生成機能が個別ページとして掲載されています。

成果物概要
音声概要(Audio Overview)ソースをもとにした音声での解説
動画概要(Video Overview)ソースをもとにした動画での解説
フラッシュカード・クイズ学習・理解度確認用
インフォグラフィック内容を図解で整理
スライド(Slide Deck)資料をスライド形式にまとめる
レポートブリーフィングや学習ガイドなどの文書
マインドマップ構造を視覚的に整理
データテーブル行・列を指定して整理した表

生成した成果物のプロンプトは、Studioパネルの「⋮」メニューから確認できます。利用できる成果物の種類・言語・上限は、プランやアプリ(Web/モバイル)によって異なる場合があります。

コード実行とエージェント機能について

公式ヘルプのチャットのページには、Gemini Notebookのエージェント的な機能と高度な推論を使って、Webの検索、コードの実行、ダウンロード可能なファイルやグラフ・画像の作成といった操作を任せられると記載されています。

アップロードしたCSVやスプレッドシートの集計・グラフ化にも使える機能ですが、プランごとの提供範囲は公式ヘルプのプラン表には明記されていません。名称変更の発表当初は一部のプランから順次提供とされており、その後の展開状況は時期によって変わる可能性があります。ご自身のアカウントの画面で、利用できるかを確認してください。

生成物の透かし(ウォーターマーク)

公式ヘルプによると、Gemini Notebookで生成した画像・動画などには、見えないSynthIDの透かしが埋め込まれます。さらに、画像や動画には目に見える透かしも付きます。Google AI ProおよびUltraの契約者は、プロフィール画像のメニューにある「Visible watermarking」で表示を切り替えられます。インド、韓国、ベトナムに居住している場合は、自動的に目に見える透かしが付きます。

業務・学習での活用シナリオ

シナリオ1:長文PDF・技術文書のリサーチ

仕様書、マニュアル、論文などのPDFを追加し、「動作要件は?」「旧バージョンとの変更点は?」と質問すると、該当箇所を引用付きで確認できます。ソースが増えると回答が曖昧になる場合があるため、公式ヘルプでも、質問を具体的に言い換えることが推奨されています。

シナリオ2:会議の録音から議事録を作る

MP3やWAVの録音ファイルをソースに追加し、「決定事項と担当者別のアクションアイテムを箇条書きにしてください」と依頼します。録音の質によって精度は変わるため、重要な内容は元の音声と照らし合わせて確認してください。

シナリオ3:試験勉強用のクイズ・フラッシュカード作成

教科書や配布資料のPDFを追加し、フラッシュカードやクイズを生成します。音声概要を併用すると、移動中の復習にも使えます。

シナリオ4:複数ソースを使い回す運用

ソースの管理方法やGoogleドキュメントを使った運用は、NotebookLMで共通ソースを複数ノートブックに使い回す方法 が参考になります。

上限に達した・回答できないときの対処

  • 上限に達した:5時間ごとの更新を待つか、Studioで「Generate later」を使うか、プランをアップグレードします
  • 回答が出ない:ソースに安全性フラグが立つ表現が含まれている、質問が曖昧、ソースに該当情報がない、といった理由が公式に挙げられています。質問を具体的に言い換えてみてください
  • 取り込みに失敗する:ファイルサイズ(200MB)や語数(50万語)の上限、有料会員限定ページ、アクセス権限の有無を確認してください

よくある質問(FAQ)

Q1. 旧NotebookLMで作成したノートブックはどうなりましたか?

旧NotebookLMのノートブックや共有リンクは、Gemini Notebookに引き継がれています。ログインすれば同じノートブックを開けます。

Q2. Gemini Notebookは無料で使えますか?

Googleアカウントがあれば、Standardプランを無料で利用できます。無料では、ノートブックは100個まで、1ノートブックあたりのソースは50個までです。より多く使いたい場合は、Google AI Plus、Pro、Ultraなどの有料プランがあります。

Q3. Gemini NotebookのソースはAIの学習に使われますか?

公式ヘルプでは、データは保護され、フィードバックを送らない限りGemini Notebookの学習には使われないと記載されています。フィードバックを送ると、クエリ、アップロード、モデルの回答を含む全体のやり取りが確認される場合があります。なお、Google WorkspaceおよびWorkspace for Educationのユーザーは、アップロードやクエリ、回答が人間のレビュー担当者に確認されたり、AIモデルの学習に使われたりすることはないと案内されています。

Q4. 1つのノートブックにいくつソースを追加できますか?

無料は50、Google AI Plusは100、Proは300、Ultraは500または600です(プランにより異なります)。

Q5. Gemini Notebookの公式サイトのURLは?

notebook.google.com です。旧NotebookLMのURLからも案内されます。

Q6. ノートブックの数に上限はありますか?

あります。Standardは100個、Plusは200個、Pro・Ultraは500個です。

Q7. 日本語で使えますか?

Gemini Notebookは80以上の言語に対応していると公式に記載されています。Studioの生成では、機能ごとに言語を選べる場合があります。

Q8. 上限に達したらどうなりますか?

コンピュート量ベースの上限に達すると、更新まで一部の機能が使えなくなります。クォータは5時間ごとに更新されますが、週次上限もあります。

Q9. コード実行機能は無料で使えますか?

プランごとの提供範囲は、公式ヘルプのプラン表では確認できませんでした。ご自身のアカウントで利用できるかを確認してください。

まとめ

Gemini Notebookは、NotebookLMの名称変更にとどまらず、コンピュート量ベースの利用上限、Studioの多様な成果物、Geminiアプリや検索との連携など、より幅広く使えるツールになっています。

  • 旧NotebookLMのノートブックや共有リンクは引き継がれている
  • 無料でも使えるが、プランごとにノートブック数・ソース数が異なる
  • 利用上限は5時間ごとに更新され、週次上限もある
  • フィードバックを送らない限り、データはGemini Notebookの学習には使われない
  • 提供機能や上限は変わる可能性があるため、公式ヘルプの最新情報も確認する

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