Antigravityのモデル一覧|無料・Pro・Ultraの違い(2026年10月)

Antigravityのモデル選択メニューを開いたら、Gemini 4 Argon や Claude Opus 5.5、Claude Sonnet 5.5 が追加されている一方で、これまで使えていた Gemini 3.1 Pro や Gemini 3.7 Flash が見当たらず、「自分のプランで何が使えるのか」「なぜ最新モデルが選べないのか」と迷った方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、Antigravityで使えるモデルは、加入している Google AI のプランによって大きく異なります。2026年10月中旬のアップデートで追加された最新の Gemini 4 Argon は Google AI Ultra(および Enterprise)限定となっており、無料プランだけでなく Google AI Pro でも使えません。また、これまで全プランで使えていた Gemini 3.1 Pro や Gemini 3.7 Flash、Gemini 3.6 Flash は個人向けプランから削除され、現在 Free / Plus / Pro で使える Gemini 系モデルは Gemini 3.8 Flash のみとなっています。

一方、上位推論モデルの Claude 5.5 系は Google AI Pro(非トライアル)以上で利用可能です。無料プランで使える Claude は旧世代の 4.6 系だけですが、これも 2026年11月2日に削除される予定です。

この記事では、Antigravity の公式ドキュメント(Models / Plans)の最新記載をもとに、プラン別のモデル提供状況、Gemini 4 Argon や Claude 5.5 系が使えない原因、利用上限の仕組み、モデル削除に伴う乗り換え先を整理します。

この記事でわかること

  • Free / Google AI Plus / Google AI Pro / Google AI Ultra / Enterprise で使えるモデルの違い(2026年10月14日時点)
  • 最新モデル Gemini 4 Argon が使えない(表示されない)原因と Antigravity IDE 非対応の注意点
  • Claude 5.5 系が使えない主な原因
  • 個人プランから削除された Gemini 旧モデル(3.1 Pro など)と、2026年11月2日に削除されるモデルの対処法
  • プランごとの利用上限(クォータ)と2つの利用枠(Gemini枠 / Claude・GPT枠)の仕組み

前提条件・対象読者

  • 対象:Antigravity(デスクトップアプリ、CLI、IDE拡張機能、Antigravity IDE)を個人の Google アカウントで使っている方
  • 対応情報:Antigravity 公式ドキュメントの Models / Plans ページ(最終確認:2026年10月14日)
  • 注意:モデルの提供状況や利用上限は、予告なく変更される可能性があります。最新の状況は、アプリ内のモデル選択メニューと公式ドキュメントで確認してください。
  • 本記事の「使える(✅)」「使えない(❌)」は、公式 Models ページの対応表の記載にもとづきます。

1. Quick Reference:プラン別モデル対応表

まず、公式 Models ページの最新の対応表を整理します。

モデルFree / Google AI PlusGoogle AI ProGoogle AI UltraEnterprise
Gemini 4 Argon(※1)❌❌✅✅
Gemini 3.8 Flash✅✅✅✅
Gemini 3.7 Flash❌❌❌✅
Gemini 3.6 Flash❌❌❌✅
Gemini 3.1 Pro❌❌❌✅
Claude Sonnet 5.5 (thinking)(※2)❌✅(非トライアルのみ)✅✅
Claude Opus 5.5 (thinking)(※2)❌✅(非トライアルのみ)✅✅
Claude Sonnet 4.6 (thinking)(※3)✅✅❌❌
Claude Opus 4.6 (thinking)(※3)✅✅❌❌
GPT-OSS-120b(※3)✅✅✅❌

※1 Gemini 4 Argon は公式ページに「Not available in Antigravity IDE. Available in the Antigravity app, Antigravity CLI, and IDE extensions.」と記載されています。Antigravity IDE では利用できず、Antigravity デスクトップアプリ(2.0)、Antigravity CLI、または IDE 拡張機能でのみ利用可能です。 ※2 Claude 5.5 系は「Available on Google AI Pro for non-trial subscriptions only」と記載されており、Google AI Pro では非トライアル(通常の有料本契約)のみ対象です。 ※3 削除予定のモデルは、公式ページに「Will be removed on November 2, 2026」と記載されています。

この表から読み取れる重要なポイントは次のとおりです。

  • 最新フラッグシップの Gemini 4 Argon は、Google AI Ultra と Enterprise のみで使えます。Google AI Pro は対象外(❌)です。
  • 以前まで全プランで使えていた Gemini 3.1 Pro、Gemini 3.7 Flash、Gemini 3.6 Flash は個人向けプラン(Free / Plus / Pro / Ultra)ではすべて ❌ となり、Enterprise のみの提供に変わりました。
  • 現在、全プラン共通で使える Gemini 系モデルは Gemini 3.8 Flash の1種類のみです。
  • Claude 5.5 系は、Free と Google AI Plus では使えません。Google AI Pro(非トライアル)、Google AI Ultra、Enterprise で利用できます。
  • その結果、Google AI Pro ユーザーが Antigravity で上位の推論モデルを使いたい場合、Google 製の Pro / Argon モデルではなく、Claude Sonnet 5.5 (thinking) や Claude Opus 5.5 (thinking) を使う形になります。
  • Claude 4.6 系は、Free / Plus / Pro では使えますが、Ultra と Enterprise の列は ❌ です(2026年11月2日に削除予定)。

2. 無料プランと有料プランの差はどこにあるのか

公式の Plans ページによると、差は「使えるモデル」と「利用上限」の2つです。

全プラン共通で使えるもの

  • Gemini 3.8 Flash などの提供モデルをコアエージェントモデルとして使える(以前は Gemini 3.1 Pro も含まれていましたが、最新の Plans ページからは削除されています)
  • Tab補完は無制限
  • スケジュールタスク(Automations)やCLIなど、製品機能そのものは全プランで利用できる

プラン別の利用上限

プラン利用上限の仕組み(公式ページの記載)
Google AI Ultra最も高いクォータ。5時間ごとに回復。週次上限も最も高い。サードパーティモデルおよび Gemini 4 Argon を利用可能
Google AI Pro高いクォータ。5時間ごとに回復し、週次上限に達するまで利用可能。週次上限はFreeより高い。非トライアルなら Claude 5.5 系も利用可能
Pro / Ultra 以外(Free / Plus など)週ごとに回復するクォータと、週次上限

つまり、無料プラン(および Google AI Plus)でも Antigravity 自体は使えますが、有料プランとは次の点で差があります。

  • Gemini 4 Argon(Ultra以上)や Claude 5.5 系(Pro以上)は使えない
  • クォータの回復が「週単位」になり、有料プランのように「5時間ごと」に回復する枠がない

具体的な数値(何回まで使えるか)は、公式ドキュメントに記載されていません。公式ページでも、「エージェントの作業量に応じて消費量が変わる」「上限は変更される可能性がある」と説明されています。

超過分は AI クレジットで補える(Pro / Ultra のみ)

Pro / Ultra では、基本クォータを使い切った後も、購入済みの AI クレジット(または一時的なプロモーションクレジット)を追加利用に充てられます。使い切った後の挙動は、設定の AI Credit Overages で選びます。

設定値挙動
NeverAI クレジットは自動では使わず、基本クォータの回復を待つ
Always基本クォータを使い切ったら AI クレジットを使う(回復したら基本クォータに戻る)

Gemini 系と Claude・GPT 系は上限が別枠

公式 Models ページのモデル選択メニューの図では、View Usage(または /usage コマンド)に次の2つが別々に表示されています。

  • Gemini Models(Weekly Limit / Five Hour Limit)
  • Claude and GPT models(Weekly Limit / Five Hour Limit)

特に Google AI Pro プランでは、Gemini 系の選択肢が Gemini 3.8 Flash のみになったため、複雑な設計や推論は Claude 5.5 系で行い、クォータを使い切ったり日常的な高速処理を行ったりする際は別枠の Gemini 3.8 Flash に切り替える、という運用が有効です。具体的な残量はご自身の環境で /usage または View Usage から確認してください。

3. Gemini 4 Argon や Claude 5.5 系が選べないときの確認ポイント

モデル選択メニューに Gemini 4 Argon や Claude Opus 5.5、Claude Sonnet 5.5 が出ない(または選べない)場合は、次の点を確認してください。

Gemini 4 Argon が選べない場合

確認項目内容
加入プランAntigravity で Gemini 4 Argon が使えるのは Google AI Ultra と Enterprise のみです。Free、Google AI Plus、Google AI Pro は対象外です
使っている画面(IDEかアプリか)公式ページに「Not available in Antigravity IDE」と明記されています。旧来の Antigravity IDE では使えないため、Antigravity デスクトップアプリ(2.0)、Antigravity CLI、または VS Code 等の IDE 拡張機能を利用してください
アプリのバージョン古いバージョンの場合はモデル一覧が更新されないことがあるため、最新版(v2.23.0 以降など)へのアップデートを確認してください

なお、Web版の Gemini アプリや Google 検索の AI モードでは Google AI Pro 契約者でも Gemini 4 Argon が利用できますが、Antigravity のモデル提供枠としては Pro プランは対象外(❌)となっている点に注意が必要です。

Claude 5.5 系が選べない場合

確認項目内容
加入プランFree または Google AI Plus ではそもそも対象外です
Google AI Pro のトライアル中か公式ページでは「非トライアルの Pro のみ」と記載されています。無料体験(トライアル)期間やプロモーション枠の期間中は対象外になります
アプリのバージョン公式 Changelog には「新しいバージョンは順次展開され、全ユーザーに届くまで数日かかる場合がある」と記載があります。最新版への更新も試す価値があります

トライアル中かどうかは、Google One(Google AI プラン)の契約管理画面で確認してください。

4. 削除された Gemini 旧モデルと、2026年11月2日に削除予定のモデル

2026年10月から11月にかけて、Antigravity の対応モデルは大きく入れ替わっています。

すでに個人プランで提供終了したモデル(2026年10月中旬)

以前、アプリ内のモデル選択メニューで「Leaving Soon」と表示されていた以下の3モデルは、Gemini 4 Argon の追加にあわせて個人向けプラン(Free / Plus / Pro / Ultra)での提供が終了(❌)し、Enterprise のみ(✅)となりました。

  • Gemini 3.1 Pro
  • Gemini 3.7 Flash
  • Gemini 3.6 Flash

これにより、個人向けプランで使える Flash 系モデルは最新の Gemini 3.8 Flash に一本化されました。

2026年11月2日に削除されるモデル

公式 Models ページには、さらに次の3モデルについて「2026年11月2日に削除される(Will be removed on November 2, 2026)」と記載されています。

  • Claude Sonnet 4.6 (thinking)
  • Claude Opus 4.6 (thinking)
  • GPT-OSS-120b

影響を受ける人と乗り換え先

利用中のプラン影響と今後のモデル選択
Free / Google AI PlusGemini 系はすでに Gemini 3.8 Flash のみ。11月2日に Claude 4.6 系と GPT-OSS-120b が削除されると、選べるモデルは Gemini 3.8 Flash のみになります
Google AI ProGemini 3.1 Pro がなくなり、Gemini 4 Argon も対象外のため、Gemini 系は Gemini 3.8 Flash のみになります。上位の推論モデルが必要な場合は Claude Sonnet 5.5 / Opus 5.5(非トライアルのみ)へ切り替えが必要です
Google AI UltraGemini 3.1 Pro の後継として、最上位の Gemini 4 Argon が利用可能です(Gemini 3.8 Flash と Claude 5.5 系も利用可能)。11月2日には GPT-OSS-120b が削除されます

対処のしかた

  1. Gemini 3.1 Pro や Gemini 3.7 Flash、Claude 4.6 系を前提にしたワークフロー(スキル、ルール、カスタムサブエージェント内でモデルを固定している場合など)がないか確認する
  2. 日常のコーディングや高速な処理は、全プラン共通で使える Gemini 3.8 Flash に切り替える
  3. 複雑な設計やリファクタリングで上位モデルが必要な場合は、Google AI Pro(非トライアル)で Claude 5.5 系を使うか、Google AI Ultra で Gemini 4 Argon と Claude 5.5 系を併用することを検討する

まずは全プランで使える Gemini 3.8 Flash で試して、推論力やクォータが足りない場合に有料プランを検討するのが無難です。

5. 公式ドキュメントの注意点と表記の差

公式ドキュメントやプラン案内ページを読む際に、混乱しやすいポイントを整理します。

Google AI Pro における Gemini 4 Argon の扱いの差

Google のプラン紹介ページやリリース発表では、Google AI Pro の特典として「Gemini アプリや検索の AI モードでの Gemini 4 Argon へのアクセス」が案内されています。

しかし、Antigravity 公式の Models ページの対応表では、Gemini 4 Argon は Google AI Ultra と Enterprise のみが ✅ となっており、Google AI Pro は ❌ です。「Pro プランに入っていれば Antigravity でも Gemini 4 Argon が使える」と誤解しやすいため注意してください。

Plans ページと Models ページの記述の差

  • Plans ページでは、サードパーティモデルへのアクセスが Ultra の特典として記載されています。
  • Models ページの対応表では、Pro(非トライアル)でも Claude 5.5 系が ✅ になっています。

実際の提供状況としては、モデルごとの条件が細かく書かれている Models ページの通り、非トライアルの Google AI Pro であれば Claude 5.5 系が利用可能です。

アプリ内の「Leaving Soon」表示のその後

2026年10月上旬時点で、筆者の環境のモデル選択メニューでは Gemini 3.7 Flash、Gemini 3.6 Flash、Gemini 3.1 Pro に「Leaving Soon」のラベルが表示されていました(当時は公式ドキュメントに削除日の明記なし)。その後、10月中旬の Gemini 4 Argon 追加タイミングで、これら3モデルは実際に個人プランから削除(Enterprise のみ残存)されました。

今後もアプリ内で「Leaving Soon」や「Notice」のラベルが表示されたモデルは、公式ドキュメントに日付が書かれていなくても短期間で提供終了となる可能性が高いため、早めの移行準備をおすすめします。

よくある質問

Antigravityは無料でも使えますか?

使えます。公式 Plans ページでは、全プランで Gemini 3.8 Flash、無制限のTab補完、スケジュールタスク(Automations)やCLIなどの全機能が利用できると記載されています。ただし、利用上限は有料プランより低く、Gemini 4 Argon や Claude 5.5 系は使えません。

Gemini 4 Argon を使うには何のプランが必要ですか?

Antigravity で Gemini 4 Argon を使うには、Google AI Ultra または Enterprise が必要です。Free、Google AI Plus、Google AI Pro では使えません。また、Antigravity IDE では利用できないため、Antigravity デスクトップアプリ(2.0)、CLI、または IDE 拡張機能から利用する必要があります。

Claude Opus 5.5 を使うには何のプランが必要ですか?

Google AI Pro(非トライアル)、Google AI Ultra、または Enterprise が対象です。Free と Google AI Plus は対象外です。

Google AI Plus は Free と同じ扱いですか?

公式 Models ページでは、Free と Google AI Plus が同じ列にまとめられており、Antigravity で使えるモデルと週次ベースのクォータの仕組みは同じです。

Gemini 3.1 Pro はまだ使えますか?

2026年10月中旬の更新で、個人向けプラン(Free / Plus / Pro / Ultra)での Gemini 3.1 Pro(および 3.7 Flash / 3.6 Flash)の提供は終了し、Enterprise のみが ✅ となりました。個人プランで使える Gemini 系は、全プラン共通の Gemini 3.8 Flash と、Ultra 限定の Gemini 4 Argon です。

11月2日以降、Claude 4.6 を使っている設定はどうなりますか?

公式ページに削除後の自動移行に関する記載はありません。モデルを固定している場合は、事前に Gemini 3.8 Flash や Claude 5.5 系(Pro以上)など別のモデルへ切り替えておくことをおすすめします。

まとめ

  • Antigravityのモデル提供状況は、Free / Plus / Pro / Ultra / Enterprise で大きく異なる
  • 最新の Gemini 4 Argon は Google AI Ultra と Enterprise 限定(Google AI Pro は対象外)。また Antigravity IDE では使えず、デスクトップアプリ・CLI・IDE拡張機能のみ対応
  • 以前使えていた Gemini 3.1 Pro、3.7 Flash、3.6 Flash は個人プランから削除され、全プラン共通で使える Gemini 系は Gemini 3.8 Flash のみとなった
  • Claude 5.5 系は Pro(非トライアル)以上が対象。Pro プランで上位の推論モデルを使う場合は Claude 5.5 系が主力になる
  • 無料プランや Pro で使える Claude 4.6 系と GPT-OSS-120b は、2026年11月2日に削除予定(削除後、Free / Plus で使えるモデルは Gemini 3.8 Flash のみになる)
  • 利用上限は、Pro / Ultra が「5時間ごと+週次」、それ以外が「週次」。具体的な数値は公式に非公開

AIエージェントの利用環境は、モデルやプランの条件が短期間で入れ替わります。モデル固定の設定がある場合は、定期的に公式ドキュメントとアプリ内の表示を見直しておくと安心です。

次に読むおすすめ記事

Antigravity 2.0の基本的な使い方や初期設定、CLIの導入手順については、以下の記事で詳しく解説しています。

Gemini 系モデルの個別の機能や設定については、以下の記事も参考にしてください。

生成AIの最新モデル比較やAIエージェント(Antigravity/Codex)、コーディング支援ツールの活用法を体系的に学びたい方は、以下の完全ガイドもあわせて参考にしてください。

【完全版】エンジニアのための生成AI・AIエージェント活用ガイド
2023年に始まった生成AIの爆発的な普及から数年が経過し、エンジニアやITビジネスパーソンにおけるAIの活用フェーズは「単なるチャットでの質問(Q&A)」から「自律型AIエージェントによる業務・開発の自動化」へと完全に移行しました。現在で...

参考情報