Google Chromeの「パスワードを保存できるようにする」がグループポリシーで制限された状態でパスワードを保存する方法

2020年11月10日Chrome

Google Chromeの「パスワードを保存できるようにする」が利用できない

会社のPCなどでは、グループポリシーで「パスワードを保存できるようにする」が制限されている場合があります。

このような感じでロックされている場合です。

Google Chromeに無理矢理パスワードを保存する手順

次のステップで指定したサイト(ページ)のパスワードを記憶させることができます。

少々手間ですが、毎回パスワードを入力するよりはいいですよね。

  • パスワードファイルをインポートできるように設定する
  • パスワードファイルを作成する
  • パスワードファイルをインポートする

Google Chromeのパスワードファイルをインポートできるように設定する

パスワードファイルのインポートができるかどうか確認

Google Chromeの[右上の:メニュー]-[設定]-[パスワード]を開きます。

Google Chromeに対してグループポリシーで制限されている場合は恐らく、パスワードファイルのインポートができない状態になっています。

「保存したパスワード」の「・・・」メニューに「パスワードをエクスポート」しかない状態。

もし、「インポート」のメニューが表示されていれば、次の作業はスキップしてください。

パスワードファイルのインポートを許可する

以下のURLでパスワードのインポートを設定する画面を開きます。

chrome://flags/

画面を開き「Search flags」と書かれた場所に「password import」と入力すると以下のような表示になります。

Default」から「Enabled」に変更し、画面下部の「Relaunch」ボタンをクリックします。

Google Chromeのパスワードファイルを作成する

インポートするパスワードファイルを作成します。

ファイル名は何でもよいですが、仮に「Chrome パスワード.csv」とします。

以下の4項目を記入します。

項目名設定する内容
nameurlのドメイン名
urlパスワードを入力する画面のURL
username登録するユーザ名
password登録するパスワード

例えば、GitHubのログインページの場合は以下のように設定します。

name,url,username,password
github.com,https://github.com/,ユーザ名,パスワード

Google Chromeのパスワードファイルをインポートする

作成したパスワードファイルをインポートしましょう。

「保存したパスワード」の「・・・」メニューから「インポート」をクリックするとファイルを指定する画面が表示されますので、先ほど作成したパスワードファイルを指定します。

保存したパスワードの一覧にインポートした情報が表示されていれば作業完了です。

実際にパスワードを自動入力したいページにアクセスして確認してみましょう。

Chrome

Posted by snow