GitHubでcloneすると「Could not resolve host: github.com」のエラーが発生した場合の対処方法
GitHubを利用していて「git clone」などのコマンドを実行すると「Could not resolve host: github.com」のエラーが発生する場合があります。
エラーの原因と対処方法についてまとめました。
「Could not resolve host: github.com」のエラーの原因
実際に「git clone」を実行した際に発生したエラーメッセージです。
$ git clone https://github.com/xxxxxxxxxx/xxx.git
Cloning into 'xxx'...
fatal: unable to access 'https://github.com/xxxxxxxxxx/xxx.git/': Could not resolve host: github.com
このエラーが発生する原因はプロキシサーバを経由してGitHubへ接続していることが考えられます。
あなたのPCは企業の社内LANのPCでプロキシサーバを経由してインターネットに接続する環境ではないでしょうか?
では、次に解決方法について手順を説明します。
対策:gitの「http.proxy」プロパティを設定する
gitはプロキシサーバを経由する場合にプロキシサーバを設定する必要があります。
具体的には
git config –global http.proxy [プロキシサーバ]
例:git config –global http.proxy http://xxx.proxy:8080
と設定すればGitHubからcloneやpushできるはずです。
因みに「–global」の部分は「–system」と「–local」の3種類の指定が可能で、それぞれ次の通りです。
- –system : システム全体
- –global : ユーザ全体
- –local : 対象のリポジトリのみ